終章 あとがきに代えて

表紙 ≫ あとがきに代えて *私がFC2,Inc.を推薦する理由*

さて、以上のようにFC2の活用法を主なテーマとして、FC2サービスの全般を解説してきたつもりだったが、いかがだっただろうか。不十分なところ、理解しにくいところが多々あったことは、どうかお許し頂きたい。

しかし、先述のとおり、本作は私、諸洋 実の実録、そして体験談(ノンフィクション)に他ならない。FC2の魅力に取り憑かれた著者が、体験したこと、知りえたことを、ありのままに記した真実の全記録である。本作に噓偽りや作り話は一切書いていない。それだけの魅力がFC2にはあるのである。

それでは、これほどまでの魅力を秘めたFC2とは一体いかなる存在なのだろうか。ブログ、動画、チャット、レンタルサーバー…、しかし、そのどれも当てはまらない。私なら、きっとこう答えるであろう。

「FC2とは、IT世界の夢の国である」と。

そう、FC2とはIT世界の夢の国なのである。世界中に数多の国々が建国されてから、悠久の時が流れたのは誰もが知るところである。

そしてある日、ITという新しい夢の世界が誕生したのである。そこには数多くの夢の国々が建国された。その中でもひときわ輝ける夢の国。それがFC2に他ならない。私はそのFC2という夢の国を多くの人々に語り伝えたいと思ったのだ。

FC2、そこには、文章や絵を描いても構わない。もちろん、映像を放送しても構わない。広告を作って商品をPRしても構わない。なぜならば、それらはそのまま、FC2ブログという出版社が、FC2動画という映画館が、FC2ライブというテレビ局が、FC2アフィリエイトという広告代理店が、貴方の夢を全て叶えてくれるからだ。

貴方の実現したいことを、全てそのままに、自由に実現させてくれるデジタル時代の夢の国、FC2。私は、そんなFC2と出会えて本当に良かったと思っている。だからこそ、私はFC2,Inc.を推薦するのである。

ところが、この考え方は、現時点においては、少し進歩的過ぎる考え方かもしれない。なぜならば、FC2の真価を表面的にしか捉えられていない人が非常に多いからである。昨今の新聞報道等でもお分かりのように、FC2の真価をねじ曲げて、本来あるべき用途とはかけ離れたような悪用をする輩が多いことは、誠に嘆き悲しむべきことである。

だからこそ、私、諸洋 実は、声を大にして世界中の人々に訴えたい。

「FC2とは、IT世界の夢の国である。どうか悪用だけはしないでほしい」

このことは、私と貴方だけの”秘密”の話にしておいてほしい。なぜならば、私たちの想いは同じものだからだ。

諸洋 実
初秋の伊豆にて

FC2白書』 (了)