表紙 ≫ 広告 ≫ FC2法人広告 ≫ 第十四項 広告代理店への志望動機 その書き方
広告代理店への志望動機はどのように書けば良いのだろうか。本項では、その具体的な方法について解説することにしよう。
書き方に決まりは無い
広告代理店への志望動機、その書き方に決まりは無い。巷には、「こう書けば受かる！」などというマニュアル本で溢れているようだが、多くの採用担当者からすれば型にはまったマニュアル本を丸写ししたような志望動機など笑止千万である。入社試験は”儀式”ではない。貴君の力を試し実験するところである。それらの入社試験が”儀式”として形骸化しているような企業に明日はないということを、ここでぜひ認識しておいてほしい。それらのことを前提として、次の点に注意しながら志望動機を書き進めてみよう。
１．広告という分野に関心を持ったきっかけ
広告代理店への志望動機として、まず第一に必要なのが「広告という分野に関心をもったきっかけ」である。いつ、どのような形で、なぜ「広告」という分野に関心を持ったのか、それらのことを専門用語などは極力使わずに、自分の言葉で具体的に書いてみよう。
（例）
（中略）私が、広告という分野に初めて関心を持ったのは小学校６年生のときでした。バスプロと呼ばれる釣具メーカーのプロモーションを担う存在に憧れを持ったのです。中学校に入り、次は食品メーカーのプロモーションを担うマラソンランナーに、高校に入り、今度は楽器メーカーのプロモーションを担うミュージシャンに関心を持ちました。それらは、”子供らしい移り気”といえば否定できないのですが、そのような中でも一貫して”プロモーション（広告）”という分野に関心を持ち続けていたことは間違いの無いことでした。やがて大学に入り、広告学の教授より課題を絶賛されたことにより、本格的に広告という分野を志望するに至ったのです。
２．なぜその企業なのか
次に、数ある広告代理店の中でも、なぜその企業なのか、ということを明確にしてみよう。その際、特にその企業だけに見られる独創性を前面に押し出して書き進めることが望まれる。”有名だから”、”面白そうだから”、”イメージが良いから”などといった安直な理由による志望動機は慎むべきであるということは言うまでもない。
（例）
（中略）数ある広告代理店の中でも特に貴社を志望する理由は、大きく分けて以下の三点に集約されます。一つは、貴社が「実証広告」専門であるという点です。昨今、数多くの旧来型広告代理店による”ステマ（やらせ）広告”や、”不実証広告”が社会問題化しておりますが、私自身、ああした詐欺の片棒を担ぐ意志はありませんし、広告を通して社会のより良い発展に貢献したいと願っております。だからこそ「実証広告」専門である貴社を特に志望する次第です。二つ目の志望理由としては、貴社が「成果報酬型」広告代理店であるという点です。近年、数多くの旧来型企業や官公庁が倒産・経営破綻しておりますが、私自身ああした”サラリーマン”になるつもりは毛頭ありませんし、揺り籠から墓場までを貴社にまる抱えしてほしいとは思っておりません。「全ては自己責任だが、結果次第ではどこまでも成長してゆける」そういった仕組みを用意していただけている貴社を特に志望するのは、そのような理由からです。三つ目の志望理由としては、貴社の社長である＊＊＊＊様をモデルとした長編小説『＊＊＊＊＊』を読んで感動し、「自分もこんな夢がいっぱいの素敵な会社で働いてみたい！」そう素直に思ったことです。私が貴社を志望する理由は以上のとおりです。
３．広告に対する自分のこれまでの取り組み
最後に、広告という分野に対して、これまで自分が取り組んできたことについてまとめてみよう。その内容は、広告そのものに具体的に直結しているものが望まれるが、「※◎▽×＋？！ー＝×▽・・・（専門用語の羅列）」や、「売れない広告を売れるようにしてきました」などといった軽率な表現は控えたほうがよい。
（例）
（中略）これまで私が広告に対して取り組んできたことは、先にも述べました通り、幼少の頃より企業のプロモーションを担う人々に関心を持ち、特に大学で広告学の勉学に励んできたことです。ありがたいこと教授陣からは絶賛していただき、今般、首席で卒業させていただく見込みです。また、アフィリエイト・SEO対策成果報酬型広告も実際に体験し、その世界の厳しさも十分に認識しております。”サラリーマンにはなりたくない”私だからこそ「成果報酬型広告代理店」である貴社を志望するのです。貴社においても既に実体験したその厳しさを念頭に置いて、誠心誠意、働かせていただく所存ですので、何卒、ご採用のほどを宜しくお願い申し上げます。
・広告代理店には向いていない人
ここで、残念なことに広告代理店には向いていない人について述べておこう。近年、明らかに適性がないにも関わらずイメージだけで志望してしまう人が後を絶たないからだ。それらは、採用者にとっても志望者にとっても双方にとって不幸なことでしかない。次の事項に該当する人は、広告代理店以外の職種を選んだほうが賢明だ。
× 広告という分野に関心の無い人（志望する具体的なきっかけがなかった人）
× 学校名・大学名・賞（といったうわべだけの事）だけですべてが通ると思っている人
× 広告という分野に対してこれまで何の取り組みもしてこなかった人
以上が、「広告代理店への志望動機 その書き方」だ。さて、本作ではその広告という分野に対する具体的な取り組みとして、アフィリエイト・SEO対策FC2アフィリエイトの体験を推奨している。広告という分野に対する取り組みがあるのと無いのとでは、その採否にも雲泥の差が出るだからだ。そこで体験するには、まず最初にFC2ID（無料）に登録しよう。貴君が広告代理店に就職できる事を心から祈っている。
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